円月島(高嶋)
円月島は白良浜と並んで、南紀白浜を代表する景勝地。
南北130m東西35m高さ25mの小さな島で正式名称は高嶋といいいますが、円月島と呼ばれて親しまれています。
島の中央の穴は波浪による侵食で海食崖に形成された洞窟(海食洞)。洞穴は高さ9m・幅8メートルほどあります。
円月島と夕日
円月島は和歌山県朝日夕日百選に選ばれています。
夕焼けを背景にした円月島は普段でも雄大で美しいのですが、運がよければ、円月島の輪の部分に夕日が入ったところを見られます。
※円月島のさらに沖にある四双島の灯台をのぞくこともできるそうです(円月島と四双島灯台)
この写真は2007年9月2日に撮影したものですが、このあと日が陰ってしまい、一番よいところで夕日が見えなくなってしまいました。残念でしたー。
交通の妨げにならず車を停車させられる場所は円月島の近くに何ヶ所かあります。観光客の横断が多いエリアなので、運転はお気をつけて。
観光客が帰路に立ち寄ることも多いようで、土日の昼過ぎは車が多くて停車できない場合もあります。オススメは午前中だと思います。
崩落がすすむ円月島
近年風波等の影響により、著しく崩落が進んでおり、大変危険な状況になっているそうです。知らなかったので驚きでした。
円月島は白浜町指定文化財となっており、白浜町では管理者の許可なく島に近づくことを禁止しています。崩落してしまったらこの素敵な景色を楽しめなくなります。みなさんどうぞご理解とご協力を。
⇒和歌山県白浜町公式ウェブサイト 「円月島には近づかないでください」